世界各国の自動車のパワートレインやニーズに関する意識(デロイトによる調査)
デロイト(Deloitte Touche Tohmatsu、世界四大会計事務所の一つ)による世界各国の自動車に関する消費者意識調査が発表されています。
この「2024年グローバル自動車消費者意識調査」には「世界26か国の自動車ニーズから、EVシフトとモビリティの「今」を推し量る」の副題がついています。
"2024 Global Automotive Consumer Study"(英語の報告書)
「2024年度版 グローバル自動車消費者意識調査」(日本語の報告書)
この調査では、次の4つの重要な傾向が浮かび上がったとしています。
1. EVの勢いが鈍化しているため、現在の脱炭素化のスケジュールが危うくなっている可能性がある。
2. かなりの数の消費者が自動車ブランドの乗り換えを考えている可能性がある。
3. コネクティビティ機能への関心は、収益や利益に完全には結びつかない可能性がある。
4. 若い消費者は自動車サブスクリプションに関心を持っており、今後自動車を所有する必要があるかどうかを疑問視する消費者が増えている。
傾向1と傾向3については↓
傾向1:自動車電動化
自動車のパワートレイン(エンジン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電池電気自動車など)に対する各国の傾向を次の図に示す。
国によって傾向は違うが、日・米について見るとエンジン車とハイブリッド車が好まれているのが判る。(米国 ICEV+HEV 81% vs. PHEV+BEV 11%、日本 ICEV+HEV 66% vs. PHEV+BEV 15%)
傾向3:コネクティビティ
コネクテッド・カーに関心を持つ人の間では、メンテナンス、交通/道路の安全性、より安全なルートの提案などの最新情報を提供する機能に対する関心が比較的高い。しかし、コネクテッド・テクノロジーに追加料金を支払う意欲は、先進国市場では比較的低いままである。
インド、中国、東南アジアなどの発展途上市場で調査された消費者は、米国、日本、ドイツなどの市場で調査された消費者と比べて、コネクテッド・カー・サービスに支払う意欲も高い。
インド:71%
中国:60%
東南アジア:55%
韓国:33%
アメリカ:25%
日本:23%
ドイツ:20%
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