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トヨタ、新アーキテクチャーTNGAの特長と計画を発表

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トヨタ自動車 は、新しいアーキテクチャー(TNGA, Toyata New Global Architecture)を2015年内に発売予定のプリウスから導入開始し、他の車種にも順次展開して2020年ごろに世界販売の約半数で採用する計画を2015年3月26日明らかにした。

「アーキテクチャー」とは一般に「構造・構成・様式」などを意味し、建設産業では構造・設計法・工法、コンピューター産業では設計・ハード・ソフト技術、自動車産業ではパワートレインや車台など複数車種で共有される部品・システムの標準化様式を指す。

トヨタの「TNGA」はパワートレインユニットとプラットフォーム(車台、シャーシー)から構成されており、これらを一体的に開発することにより基本性能・商品力の向上、複数車種の同時開発による部品・ユニットの共用化などを進め、従来比で20%以上の開発効率の向上を見込んでいる。

具体的性能としては、パワートレインユニットではエンジン熱効率やトランスミッションの伝達効率の改善によりシステム全体で燃費約25%動力性能約15%以上の向上、フラットフォームではボディー剛性を従来比で30-65%の向上を図るとしている。詳しくはトヨタ自動車のプレス発表記載の説明(下記一部抜粋、写真も同サイトから転載)を参照されたい。

「新パワートレーンユニット」

 クルマの中核となるパワートレーンユニットでは、低重心化、軽量・コンパクト化、統一設計によるモジュール化など、クルマの基本骨格を決める要素をプラットフォームとパワートレーンユニット間で連携しながら新開発することで高性能・低燃費を追求するとともに、もっとかっこいいクルマ、より卓越したハンドリングにも貢献。エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。
 またハイブリッドシステム(エンジンを含むシステム全体)では、駆動ユニットの配置見直しやモーター・インバーター・電池の小型化、高効率化を図ることで燃費の15%以上向上を見込んでいる。トヨタは新パワートレーンユニットを2015年に導入開始し、ハイブリッドシステム、トランスミッション、エンジンを順次刷新していく。

「新プラットフォーム」

 新プラットフォームは、アンダーボディやサスペンションを刷新・新開発するとともに、パワートレーンユニットを低重心・低配置化することで、クラストップレベルの低重心高を実現。低く構えた、かっこいいデザイン、気持ち良いハンドリング、質感の高い乗り心地、安全・安心をお届けする衝突安全性能などに貢献。骨格構造の見直しなどにより、ボディ剛性の向上(従来比30~65%向上)を図るとともに、ボディ接合にレーザー溶接技術を採用することなどでボディ剛性を更に高めていく。トヨタは新プラットフォームを2015年中に発表予定のFF系ミディアム車から導入、FF系のコンパクト車・ラージ車、FR系の車種にも、それぞれに対応する新プラットフォームを順次展開し2020年頃には全世界の販売台数の内、約半数に導入される見込みである。

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