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愛用のマイクロソフト・ナチュラル・キーボード -- コーヒーをこぼして分解・クリーニング・復活

キーボードは作業効率向上の要

キーボードは、パソコン利用の作業効率向上のために最も重要な機器と考えており、キーボードに関する私の選択は、キー型式はUS(英語)キーボード、キー配列はDvorak(ドヴォラック)配列、キーボードの形状はエルゴノミックなキーボード、である。

USキーボード
USキーボードは、英語の入力はもとより日本語の入力においてもJISキーボードより優れていると私は考えているが、日本で売っているキーボードの大部分はJISキーボードでUSキーボードの品揃えは少なく、USキーボードを使用している人は少数派である。日本語の入力にローマ字入力を使用している人にとっては、かな文字入力のためにキーの数を増やし、その結果右側のシフトキーへ右手小指が届き難いJISキーボードには良い所がない、と思っている。一般の人も英語の入力が多くなってきているので、日本のキーボードの標準規格は見直しが必要と考えている。USキーボードかJISキーボードかについては、「USキーボードの方がよい理由」、「USキーボードを選ぶいくつかの理由」、「日本語キーボード、いらない」、など多くの意見がネットに出ているので、詳しくはそちらを参照されたい。

Dvorak配列
キー配列のDvorak(ドヴォラック)配列については、本ブログの別項に記載してあるので、興味のある方は参照されたい。

エルゴノミック形状
「ナチュラルキーボード」は、マイクロソフト社によって1994年に発売されたエルゴノミクス (人間工学) デザインのキーボードの商品名。右手と左手に2分割して手の形状に合うように傾斜をつけたキー配列になっており、掌を置くパームレストも一体型で成形してあるので、長時間使用しても疲れにくいデザインになっている。他社のエルゴノミック・キーボードと比較して、マイクロソフト社のナチュラルキーボードは性能の割に価格が安い。

2台のナチュラルキーボード

1台目はオリジナルのナチュラルキーボード
Img_1087a_1私が最初に使用したナチュラルキーボード(左の写真)はマイクロソフト社が1994年に発売開始したオリジナルのもので、これは10年くらい前に横浜の「じゃんぱら」で中古品を発見して即購入。以来、その打ち易さから5年くらい愛用したが、不注意でコーヒーをこぼしたため接点がショートの状態(キーが押されぱなしの状態)になり使用不能となってしまった。

2台目はナチュラルキーボードElite
2台目のナチュラルキーボード(右の写真)は、1台目が使用不能になった後に川崎の「ドスパラ」で新品を安く売っていたので購入したもの。これは「ナチュラルキーボードElite」という商品名で1998年から発売した新型のもの。USキー配列だったので、日本ではあまり売れないのか、定価5,000円くらいのものが2,000円だった。

Img_1083_1このEliteは、前の型より全体に小さく軽量になっており、Home、End、矢印キーなどの配列が少し違っていたが、打ち易さは前の型と同じ。これも気に入って5年ほど使用してきたが、先週また不注意でコーヒーをこぼしてしまった。キーボードを傾けると、コーヒーが何時までもポタポタ落ちてきて、これは重症と考え新品のナチュラルキーボードを購入することにしたが日本のamazon.co.jpにはUSキーボードの在庫はなく、米国のamazon.comには在庫はあったが日本向けの発送はしないと断られた。

ナチュラルキーボードの分解クリーニング

そこで、分解してクリーニングしてみることにした。キーボードの分解・クリーニング・修理については、多くのサイトに経験談が出ており、またナチュラルキーボードについても米国のサイトなどに詳しく出ていたので、大体の予備知識を得ることができた。ただ、キートップを取り外してクリーニングする程度のものが多く、中のプリント配線のシートについたコーヒーのクリーニング方法などは見つけることができなかった。

キーボードの構造
分解の実作業は、ナチュラルキーボードの場合はキーボードの裏の数本のプラスネジを外すと、後は道具が不要で手作業のみでバラバラに分解できる。

このキーボードの構造(下の写真2枚)は、
 ① 個々のキーが乗っている3分割の板の下に、
 ② ブヨブヨのゴム製のシート(このブヨブヨがキーを押した時に適度の反発の力を与える)が3分割で置いてあり、
 ③ この下に2枚のプリント配線のシート(このシートを覆うプラスチックの薄いシートがスペーサーになり、個々のキーの下の部分のみ空いているので、キーが押されると2枚のプリント配線の接点が接触する)が置いてあり、
 ④ さらにこの下にプリント配線のシートを支持する3分割の硬いプラスチック板が置いてある。

Img_1081_1  Img_1082_1

プリント配線のクリーニング
コーヒーをこぼすとコーヒー、ミルク、砂糖などのネバネバでこのプリント配線部分で接点がショート状態になり、キーを連続的に押した状態になることが考えられる。或いは、それが接点部分を絶縁してキーを打っても信号が出ないことも考えられる。そこで、水で濡らし固く絞った布で2枚のプリント配線シートを(プラスチックシートに入ったまま)拭き、コーヒーなどの汚れを取り除いた。

組立のコツは裏返し
組立は、最初、キーボードの裏面が下・表面が上の通常の使用状態で下から順番に行ったが、位置決めのガイド用のピンと穴が浅いために上手く組立ができなかった。そこでキーボードの裏面が上・表面が下(キーが一番下になり、キーボードの裏側が上)の裏返しに置いて行った。この方法で、キーが下から押し上げられないようにキーボード表面を浮かした状態で順々に重ねていくと、位置決めがし易く1回の組立作業でうまくできた。裏返しにして作業するのがコツだと思う。

2台とも復活
パソコンに再接続して、通電・打鍵などのテストで、正常な状態に復活したのを確認したので、現在このナチュラルキーボードEliteを元のパソコンで使用している。

Img_1079_1この経験で自信が出来たので、5年前に使用不能になり棚の上に置いてあったオリジナルのナチュラルキーボードについても、分解クリーニングをしてみることにした。始める前にテストして、依然として「チチチチ」とキーを押しっぱなしの状態になるのを確認した後、Eliteの場合と同じように分解し(左の写真)、プリント配線シートの水拭きクリーニングを行った。内部構造はEliteよりもゴツい感じで、中央の電子回路部分も大きかったが、ブヨブヨのゴムやプリント配線などの構造は同じだった。

クリーニング・組立後、打鍵テストで元通りに直っているのを確認した。これで使用可能なナチュラルキーボードを2台保有することになった。

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