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日産リーフのEPA燃費ラベル

米国環境保護庁(EPA)は日産の電気自動車LEAFの燃料経済ラベル(Monroney Label、これについての解説は本サイト内のここ)を承認し、中型クラス(midsize vehicle class)で燃費と環境の両方で「ベスト」と格付けした。(日産USAのプレス発表から)

Nissan_leaf_fe_label_2新しいラベル(左図)には、City 106とHighway 92の燃費(単位は等価マイル/ガロン、MPGe)とそれを複合したCombinedの燃費として「99 MPGe」と航続距離の「73 mile」(117 km)が示されている。等価MPGeの考え方と算出方法は上記解説を参照されたい。

日産では、これまで日本および米国で電気自動車LEAFの航続距離について情報を提供し、速度、運転方法、交通事情、エアコンのOn/Off、積載重量、登り坂・下り坂、などの条件によってその航続距離が変わることを説明してきている。例えば、日産USAではホームページに各種ドライブ条件における航続距離を具体的に示し、右の表(筆者が日産のデータなどから編集作成)に示すように代表的条件においてLEAFの航続距離が62~138マイル(100~222 km)の間で変わることをPRしている。なお、ここに示されている航続距離は、新しい電池の場合で、計算機シミュレーションによる推定値と注釈がついている。
Leafmileagecomparison3

この表の下の3欄は今回発表されたEPAテストの値である。(テスト条件は簡略表示)

EPAテストの燃費を電力使用量あたりの走行距離(km/kWh)、いわゆる「電費」に換算すると、Cityモードが5.1km/kWh、Highwayモードが4.4km/kWh、Combined(複合)が4.7km/kWhとなる。

注: 上の燃料経済ラベルに、年間電力費用「Annual Electric Cost $561」と記載がある。これは、EPAラベルの規定によって年15000マイル走行するとしてそのための充電電力の費用を示したものである。この費用は、記載されている「12 cents per kW-hr」を使用すると{15000マイルx 34 kWh/100マイル x 0.12ドル/kWh} = $612となり、上のラベルの値とは合わない。ラベル記載の12 cent/kWhは11 cents/kWhの間違いと思われる。(EPAがラベルデザイン案を公表した時点では12 cent/kWhとなっていたが、現時点では11 cent/kWhに変わっている様である)

追記1:
上の「日産リーフLEAFの各種ドライブ条件での航続距離」の表に、2010年6月に追浜の日産グランドライブで開催された海外メディアなどへのリーフ説明・試乗会の際に示さされた、リーフのNEDC(新欧州ドライビングサイクル)条件での航続距離予測の値を追加しました。このNEDCの特別郊外走行サイクル(EUDC)は最高120km/hの高速走行を含んでいます。(2011.03.04)

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