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原子力による水素で新しいエネルギー社会に

Enerev0905coverエネルギーレビュ」誌が、2009年5月号で「電力の新時代―低炭素社会の実現に向けて―」の特集を組むことになり、同誌の編集長から「原子力による水素を利用して、新しいエネルギー社会づくりを目指す、夢のある技術」について書いて欲しいとの話が2月頃にあった。

丁度、2009年4月中旬にOECD/NEAと米国アルゴンヌ国立研究所が共催する第4回原子力水素生産情報交換会議がシカゴ郊外で開催されることになり、そこでの招待講演の原稿を作っていた時だったので、同じ趣旨で日本語のペーパーをまとめることにした。

ここ数年、原子力と化石燃料/バイオマスの両方を使用した協働的(Synergistic)プロセスを研究してきたので、これまで個々に発表した各種原子力利用プロセスの中で原子力水素に関わるものをまとめて解説することにした。

Table3ns現在考えられている原子力水素・熱の各種利用分野・用途(右表)の中で、取り上げたのは次の4技術である。

運輸部門: 炭素資源+原子力による合成燃料製造
鉄鋼部門: 原子力による炭素循環製鉄
発電部門: 炭素資源+原子力による協働的発電
環境回復: 原子力によるバイオマス炭化・燃料化による炭素固定とエネルギー利用

何れも、未だアイディアあるいは基礎検討段階であるが、実用化されれば将来の環境・エネルギー対策に大きな効果が期待できると考えている。

エネルギーレビュー誌掲載「原子力による水素で新しいエネルギー社会に」の原稿はここ、第4回原子力水素生産情報交換会議講演"Application of nuclear produced hydrogen for energy and industrial use"の原稿はここ、に置いてあります。

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