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運転が楽しいトヨタ・プリウス

Colb_02_207年6月、11年乗ってきたクラウン・ロイヤルツーリングをプリウスに乗り換えることにした。

このクラウンは、今まで乗ってきた車の中で一番良く出来た車で、故障は一つもなく、非常に信頼性の高い車だった。4回の車検は全部、自分で車検場に車を持ち込んで検査を受ける、ユーザー車検で取った。(2回目のユーザー車検の時のメモはここ

プリウスは大変評判が良く、注文した6月頃は納車まで2ヶ月待ちが普通だった。私は、人気車種を先行発注している大きいディーラーから購入したので、シルバーメタリックのプリウス特別仕様車(S"10thアニバーサリーエディション")を3週間で入手できた。

Int_color_01_21957年から今日まで10台以上の車を乗り継いできたが、プリウスを運転してみて最初に乗った1938年式ダットサン・ロードスター以来の感激を久しぶりに味わった。斬新なメカニズム、圧倒的な燃費、運転の楽しさ、・・・。センターディスプレイに時々刻々表示される、エンジンやモーターの作動状況、燃費・減速時回収電力などのエネルギー・モニターはとくに楽しい。

燃費は最初の2ヶ月間1,300km走行の平均で23.5km/l。これは、同クラスの普通のエンジン車の2倍弱、今まで乗っていたクラウンの2.5倍良い。なお、多くのユーザーからの給油情報をもとに車種別の実用燃費データを集計・発表しているサイト(e燃費)でのプリウスの平均燃費は20~21km/lになっている。

先日、トヨタ自動車の人にプリウスを買った話をしたら、私がプラグインハイブリッド車関係の研究をしているのを知っているので、「早速、プラグインに改造したのではないでしょうね」と冗談を言われた。

Vfsh0025a_4本当は、機会があったらプラグイン化したいと思っている。7月に公道試験を発表したトヨタプラグインHVは、現在のプリウスのニッケル水素電池をもう1個増設して2.6KWHの容量にして、13kmの充電電力による走行を可能にしている。これは、平均的走行パターンの人ならば、約30%の距離を電力走行できること(自動車技術会論文集Fig.3参照)になり、それだけガソリン消費を節減できる。短距離通勤の人ならば、もっとガソリン節減ができるので、このような車の早い時期の発売が待たれる。

追記1

2010年4月中旬、家内と二人、NHW20プリウスで、神奈川県川崎市から愛媛県新居浜市まで瀬戸大橋経由で走った。 全行程:高速道路767Km+一般道路21km=合計788km、所要時間:朝7時40分発~夜8時30分着=12時間50分。久しぶりにドライブを堪能 した。経路は、東名高速-伊勢湾岸道-新名神高速-名神高速(京滋バイパス経由)-中国道-山陽道-瀬戸中央道-松山道。

復路は4月下旬、四国の新居浜から川崎まで往路の逆のルートを戻ってきた。距離と所要時間は往路と同じ。お天気に恵まれ、快適なドライブだった。

高速料金は休日割引で4,100円(大都市2,100円・地方部1,000円・瀬戸中央1,000円)、ガソリン4,400円(燃費24km/l、ガソリン133円/l)合計8500円/2人。JRでは、所要時間は5.5時間、料金19,100円/1人。自動車 vs. JR:時間2.3倍、費用4.5分の1。

高速道路ドライブでは、PAやSAでの休憩も楽しみの一つ。往路では、いつも休む浜名湖SA、初めての伊勢湾岸道・長島PA。復路では、1960年代に日本最初のSAとしてオープンした直後に行った懐かしい大津SA、富士山が綺麗に見える富士川SA、都会色一杯で活気のある海老名SA。
(2010.5.3)

追記2

2010年5月下旬、先月のドライブに続き、また川崎から四国の新居浜まで約800kmをプリウスで走った。今回は、往路は神戸淡路鳴門自動車道を通るルートで、瀬戸大橋を通るルートよりも、距離は短いが四国に入ってしばらく片側1車線があるために、時間は30分ほど長く掛かった。復路は、毎度走る瀬戸大橋を通るルートで、こちらの方が全般的に走り易い。
(2010.5.31)

上記2回の四国ドライブに続いて、2010年8月上旬と2010年10月中旬、また同じ川崎⇔新居浜の往復ドライブをした。所要時間は、約1時間半ごとのPA/SAでの休憩、2回の食事などを含めて、ゆっくり走って13時間というのが私の標準になった。お気に入りは、伊勢湾岸道・長島PAの蛤ラーメンと足湯、山陽道・三木SA(上り)・レストラン宝塚ホテルのオムハヤシ。燃費は、エネルギー・モニターの積算表示で25.5km/L前後、満タン法で24km/L、というところ。
(2010.10.28)

2011年は、3月と10月の2回、プリウスによる四国往復旅行をした。3月の時は11日の大地震に足柄SAで遭遇した。東名高速道路は直後に大井松田あたりが通行止めになったため戻るに戻れず、予定通り四国へ向かって走ったが、途中、大津波警報による富士IC から清水IC間の通行止めは実施直前に通過できた。10月の時は、新居浜滞在中に高知まで往復ドライブした。

2012年は10月に1回だけプリウスによる四国旅行を行った。この時は、新居浜滞在中に「しまなみ海道」を通って大三島の大山祇神社までドライブをした。
(2012.11.18)

追記3

2010年7月上旬、NHW20プリウスの購入から3年経ち、第1回の車検の時期が来た。今度もユーザー車検で取ることにして、これまで経験のあるクラウンの車検との違いを調べた。

プリウスの車検につい解説しているサイトが数箇所あり、この情報からスピードメーターと排ガスの検査に際して、

① プリウスは「モータTRC」を採用しているためスピードメーター試験時に前輪のみを回転させる場合に、トラクションコントロールを解除する必要がある。
② 排ガス検査時にエンジンが止まらないようにする必要がある。

このために、車検ラインに入る前に、予めエンジンを「整備(メインテナンス)モード」に移行させておく必要があることが判った。整備モードへの移行の方法については、プリウス車検の一般的な注意事項とともに、ここの情報を参考にした。

事前に下回りの水洗とホィールキャップの取り外しをしておき、後席シートベルトの整頓や車台番号の位置確認(ボンネットを開けて向かって左側のダッシュボードの裏側の壁に刻印されている、直接は見えないので、ドライバーなどで蓋を外して開いた窓から中を覗くようにして確認)などの準備をした。また、列に並ぶ前に検査ラインの横の通路を歩いて、手順を確認した。

検査ライン前に行う検査で、プリウスの場合は原動機としてエンジンとモーターの型式の確認がある。エンジンの「1NZ」は直ぐ判る位置にあるが、モーターの「3CM」の位置を始めて知った。これは、ハンドルを右一杯に切った状態で左側タイヤハウスから確認するようになっていた。

検査ラインに入ってからは、電光掲示板の指示に従って、サイドスリップ、スピードメーター、ブレーキ、サイドブレーキ、ヘッドライト、排ガス、下回りと、これまでと同じく進んだ。ブレーキは踏み方が甘かったために1回×が出たが2回目で○、ヘッドライトはプリウスの場合一寸普通と違うようで、係りの人が制御室とインターフォンで何か連絡していたが、これも通過した。

これまでと同様に、受付から、書類審査、検査ラインまで、係りの人が皆大変親切に対応してくれて、本当に有難かった。

因みに、プリウスの1回目の車検では重量税が免除になっており、掛かった費用は、自賠責保険2年のほかは、OCRシート(20円)と審査料・検査料の収入印紙(1800円)を購入するのみであった。
(2010年7月8日)

追記4

プリウスの補器バッテリーの劣化、ハイブリッドシステムの始動不能

2年くらい前から、私の第2世代プリウス(DAA-NHW20)の補器用の鉛酸バッテリーが弱くなり、3週間くらい使わないでいるとハイブリッドシステムの起動ができないことがあった。ルームランプを点灯したまま放置したことが2回ほどあり、これがバッテリーの早い時期の劣化につながったと思っている。

バッテリー劣化で始動不能の場合、プリウスの補器バッテリーはトランクルームの下にあるため簡単にアクセスができないため、エンジンルーム内助手席側にあるターミナルボックスの黒色プラスチック蓋を開けて、その中の赤色カバーのバッテリー・プラス端子に接続することになる。

昨日(2012年3月10日)、2週間ほど駐車した後に始動しようとしたら、バッテリが弱くハイブリッドシステムのパワーエレクトロニクスが作動しないため始動しない。この時は、ドアの電子キーで開けるのがやっとで、トランクルームは開かない状態だった。

こんなこともあると思って通販で買っておいたバッテリーチャージャーで充電をしようと思ったら、全然充電してくれない。説明書を見るとバッテリー電圧が8V以下では作動しないと書いてある。

結局、ご近所の車のバッテリーからジャンバーケーブルで電流を貰い始動させた。このハイブリッドシステムの始動には殆ど電流を必要としないようで、小さな電池でもあれば始動できそうに思える。

インターネットで調べるとこのようなプリウスの補器バッテリーのトラブルは割りと多いようで、駆動用のニッケル水素電池には十分な電力があるので、電圧は違うが何とか駆動用電池から電力を融通してパワエレを始動するように出来ないものなのか? 新しいハイブリッド車も同じ設計になっているのかな?

プリウスの補器バッテリーの交換

2週間の駐車で始動しなくなる状況は正常ではないので、バッテリーを交換することにした。

今まで普通の車のバッテリー交換は何回もやってきたが、プリウスの電池は上述のようにトランクルームの下にあり、密閉式のメンテナンスフリーバッテリーにさらに水素排出のチューブを接続するようにした特別なものを使用している。狭い空間での水素による万一の発火のトラブルに対する用心のようである。

重いバッテリーを狭い場所で排気チューブ接続を含む交換作業をするのは億劫なので、ディーラーのサービスにお願いすることにした。私の車はプリウスのSグレードだが、10周年記念特別仕様車なのでスマートエントリーなどG仕様の装備になっているためにバッテリーの容量も普通のSグレードの34Ahの3割増の46Ahの大きなもので、費用は工賃込みでSの場合の約2万5千円に対して約3万9千円かかるとのこと。

念のために、カー用品販売・取り付けなどの専門店ではどんな値段か電話で聞いてみた。カー用品大手系列のA社、Y社、J社に車の仕様を伝えてバッテリー交換の費用を聞くと、Sグレード車は約2万8千円~約4万5千円、Gグレードは不明~約4万円~約4万8千円と、ディーラーより安い店はなかった。これらのカー用品系列店はディーラーより何割か安いという先入観があったので、これは意外だった。結局、プリウス販売店のサービス部門で約3万9千円でバッテリー交換をしてもらった。

もし自分で交換する場合は、バッテリーは例えばアマゾンで純正S34B20R互換(Sグレード)および純正S46B24R互換(Gグレード)と検索するとSグレード約1万円から、Gグレード約1万3千円から売っているので、この程度の費用で済ますことはできる。交換の方法は経験者のメモ(例えば、ここここ)がインターネットに出ている。
(2012.3.11)

追記5

プリウス2回目の車検

2012年7月10日、プリウスの5年目・2回目の車検を受けました。以下は、その時のメモです。

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今回も含めてこれまで6回のユーザー車検(クラウンで4回、プリウスで2回)で、初めて一部が不合格になり再検査を受けました。

不合格になったのは、ヘッドライトの光軸で左右両方とも低すぎの判定でした。車検場ではヘッドライトはハイビームで検査することになっており、今回の車検ではこの検査が左右両方とも✖だったのです。出口の総合判定で光軸を直して再受験するように言われ、直ぐに車検場の隣りの予備車検場の看板が出ているところに行きました。これは民間が経営の修理屋さんのようなところです。

そこは空き地の中に20メートル長くらいの通りぬけトンネルのような建屋があり、中に自動車検査機器が置いてありました。ただ、受付の事務所らしきものもなく人の気配もなかったので、隣の代書屋で聞いたら、建屋の中に車を乗り入れると人が出てくると言われました。

建屋の中に車を乗り入れると、確かにどこからかツナギを着た二人の人が出てきました。ヘッドライトの光軸修正というと車を所定の場所まで誘導し、費用の2100円を一人に渡している間に、もう一人が測定器を車の前に置いて修正を始めました。この作業はほんの2,3分で終わりました。大変、能率的です。このように、プロの整備士と測定器が待機しているのは、当方にとって大変有り難かったです。

この整備士によると、この型のプリウスはハイビームにしてもロービームが点けっぱなしになっているので光軸が下向きと判定され✖となるので、車検の時に「ロービームでお願いします」と言えばOKの筈、とのこと。実際に光軸が狂っていたかどうか判らないが、ネジ回しで修正作業をしてくれました。

確かに、2年前のプリウスの1回目の車検の時もヘッドライトのところで係員がコントロール・ルームとマイクでやり取りして、結局◯が出たのを覚えています。これはロービームでの検査に変えたのかも知れません。今回はハイビーム検査で✖が出ましたが、このような取り計らいはありませんでした。

 (注) 後で調べたのですが、同じような経験が下記に出ていました。
  Kojiのブログ 「プリウスの車検を通して来ました」(11.03.09)
  たにっち 「Re(1):車検に行ってきました。簡単なはずが・・」(11.10.21)

予備車検場で光軸修正後、直ぐに車検場にもどり再検査を受けました。今度は車台番号の確認の後、ラインに乗ってから直ぐにシャーシーダイナモまで進み、一旦Dレンジで30kmを出して車の向きを正した後に、光軸検査を始めました。今回は予備車検場で教えられた通り係員に「ロービームでお願いします」と言うと、コントロール・ルームへマイクで通知し、ロービーム試験をして両方共一発で◯でした。

光軸検査後は、その先の排ガス検査の横にある自動スタンプ機で検査用紙に合格印を押し直して、出口の総合検査で合格を確認してもらい、事務所で新しい車検証とステッカーを貰って一仕事終えました。今回はいろいろあって、随分時間がかかったようでしたが、10時半予約の組の4台目で最初の検査を受け、予備車検場から戻って再検査をして11時一寸過ぎに終わったので、意外と時間は掛かっていませんでした。

今回の費用は、検査用紙購入20円、検査400円、審査1,400円、それに予備車検場2,100円で、車検費用としては3,920円、それに法定費用の重量税7500円と自賠責保険料約25,000円を入れて全費用約36,000円でした。
(2012.7.19)

追記6

車幅灯の交換

車幅灯が切れたので交換のために取扱説明書(p.367)を見たら、車幅灯の交換方法の説明がなく、その項には*印がついていて「電球の交換についてはトヨタ販売店にご相談ください」となっていた。どうやら車幅灯はユーザーが交換するのは難しいらしい。

ネットで検索するとユーザーが交換した例が出てきた。基本的には同取扱説明書(p.369)のウィンカーなど他の電球の交換要領と同じようだが、狭いところに手を入れてやる必要があるとのこと。

同取扱説明書のメンテナンスデータ(p.387)には、「車幅灯5W」と記載があったので、Koitoのカタログから「ポジション車幅灯T10」の電球の仕様を確認し、東京トヨペットで購入した。立派な請求伝票には2個で230円、安すぎて恐縮した。

切れたのは左側だったので、周りを外さずにソケットに手が届いた。最初は硬くて回せなかったのでプライヤーを使用したが、後は手で交換作業ができた。
(2012.10.6)

追記7

5年半乗った二代目プリウスから三代目プリウスに乗換

2013年1月、5年半乗った二代目プリウス(NHW20)から三代目の後期型プリウス(ZVW30)に乗換えました。

「アクア」や「86」が発表された時はやや関心がありましたが、今回の新車購入に際してはプリウス以外は考えませんでした。プリウスの機能・性能・居住性が私の趣味やカーライフに合っていたからだと思います。

以下は2007年7月から2012年11月まで約41000kmの燃費記録です。

2007.7~2008.5 4456 km / 208.77 L 21.34 km/L
2007.5~2009.7 3950 km / 180.11 L 21.93 km/L
2009.7~2010.7 9007 km / 383.15 L 23.51 km/L
2010.7~2011.7 9610 km / 416.00 L 23.10 km/L
2011.7~2012.11 13682 km / 561.97 L 24.35 km/L
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全平均: 40705 km / 1750 L 23.26 km/L

走行4万km程度では燃費の劣化はないのは当然ですが、上のデータではむしろ経時的に良くなっているとも言えます。この燃費向上の理由として、前2年より後3年の方が年走行距離が2倍以上になっていることもありますが、以下に記すように2年目に行ったディーラーでの定期点検整備の前後で燃費がはっきり変わる何らかの理由があったと思っています。

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[2009年10月当時のプリウス意見交換サイトへの書き込み]
07年7月に20型を購入して、2年3ヶ月で約12000km走行。
09年の7月頃30型を見にディーラーに行った時に、ついでに20型の定期点検整備とオイル交換をした。この前と後では、長距離走行の燃費がはっきりと違う。7月以前は平均22.5km/L程度、7月以降は平均25.5km/L程度。満タン法とモニター表示の両方で、燃費に明らかな変化が出て、ハッピーな気分。これは、オイル交換の効果ですかね? あるいは、定期点検整備時にディーラーが制御系のファームウエアなどをアップデートするようなことがあるのでしょうか?
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(このサイトではファームウエアアップデートには否定的な意見で、結局燃費が変わった理由は不明)

5年半使用したこのNHW20プリウスには満足していたので、今回のような乗換のチャンスがなければ何時までも乗っていたかも知れません。

新しいZVW30プリウスについては、また項を改めてレポートしたいと思います。
(2013.01.24)

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