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2006年7月

「生碁」と「ネット碁」

「生碁」(なまご)という言葉を始めて知った

103_0313ss_1先日、テレビの囲碁番組で、全国高校囲碁選手権大会を取材した感想として、出場選手の中には地を整えて目数を計算する「終局処理」に手間取る人がいたと言う話があった。それは、最近の人はインターネット経由の「ネット碁」を打つ人が多く、本当の碁盤と碁石を用いた「生碁」に慣れていないためだと言う。ネット碁では、終局処理の地の計算はプログラムが自動的にやってくれる。

私自身、インターネットでの対局は前から関心があって、数年前から2,3の囲碁対局サイトで打ったことがあったが、何となく馴染めず、専ら碁会所や友人との碁会で生碁を楽しんできた。

「ネット碁」への切っ掛け

Pict0303s_1昨年末、たまたまインターネット囲碁対局サイトの一つ「iGo棋院」(http://igo.cc)で、そこの対局に使用しているオンライン囲碁対局プログラムを提供しているのを知って、自宅サーバーにインストールしてみることにした。

自宅サーバーは、私が主宰している研究会の資料や、家族・友人との写真の保管・流通に使用してきた。2年ほど前、インターネットの接続を光ファイバーに変更した後は、とくに上りの通信速度が格段に向上し、さらに固定IPアドレスを取得したのでサーバーの使い勝手・性能も良くなっていた。

この自宅サーバーでのネット碁会所開設の話は後で述べるが、これが切っ掛けで上記iGo棋院でネット碁を打つことになった。約半年、このサイトでネット碁を150局ほど打った感想を、生碁と比較して下の表にまとめた。

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誰が電気自動車を殺したか?

Whokilledec_1「誰が電気自動車を殺したか?(Who Killed the Electric Car?)」と言うドキュメンタリー映画が6月28日からニューヨークとロスアンゼルスで公開され、その後各地で上映されるようです。

この映画の概要と予告編は
http://www.sonyclassics.com/whokilledtheelectriccar/で、見れます。

Ev1_beachこれは、1990年代にカリフォルニアのゼロ排出自動車(ZEV)規制によって電気自動車が導入され、これを全体の2%,10%と増加する計画が90年代の終わり頃に中止になった事実に関するものです。この導入の切っ掛けになった車はGMのEV1という優れた電気自動車でしたが、これはリース契約でしたのでZEVの中止とともに、使用を希望するユーザーからも全部引き上げられてしまいました。

誰がこの電気自動車を殺したのか? 石油会社か? エンジン車との共食いを恐れた自動車会社自身か? パワー・ポリティックスか? 或いは、ラグジュリーを求める消費者か? 有罪は? 映画はミステリー風に進行するようです。

Ev1_cutaway本来は発展している筈だった電気自動車が死んで、エネルギー効率上画期的なハイブリッド車が出てきたとは言え、これはガソリンが動力源。

そこで、映画は電気自動車の死で終わらず、これに代わる将来のビジョン、アメリカ得意のCreating Innovation、プラグインハイブリッド車が出てくる?

以上は、この映画の予告編とChris Paine監督の対談から内容を想像したものです。対談は、PBSテレビのホームページ
http://www.pbs.org/now/shows/223/index.html#here
でビデオ、音声、発言記録を見ることができます。

この映画に代表されるように、米国は自動車の脱石油へ盛り上がっています。6月13日のトヨタ自動車の環境対応技術開発強化のプレス発表、とくにプラグインハイブリッド車の研究開発推進については、米国のサイトは概ね歓迎しています。(2006年6月15日記)

追記:
この映画「誰が電気自動車を殺したか?」"Who Killed the Electric Car?"の主役とも言えるジェネラル・モーターズ(GM)の電気自動車EV1が、映画の公開前に展示してあったスミソニアン(National Museum of American History)から撤去されたそうです。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/06/15/AR2006061502052.html
博物館は、改装に備えてスペースが必要だったからで、GMからの圧力は無かった、と言っています。(2006年6月27日記)

追記2:
Joel MakowerのBlogに、「誰が電気自動車を復活させるか?」"Who's Reviving the Electric Car?"という題で、最近の電気自動車の開発・導入の動きを解説しています。(2006年7月5日記)

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